このマニュアルでは、電話自動受付における自動応答でできることについて解説します。
ショップオーナーさまの抱える課題をヒアリングし、以下の機能を組み合わせて、各ショップに最適な自動応答を提案・実現します。
営業時間設定
営業時間内と、休業日・営業時間外で自動音声ガイダンスを出し分けることができます。
使用例
- 営業時間内は音声案内と電話転送、休業日・営業時間外は音声案内のみとする。
- 1日の中で、10:00〜13:00 / 15:00〜18:00 といったかたちで、お昼休憩の時間も営業時間外とする。
音声案内
自動音声ガイダンスでお客さまの電話に対応します。音声の性別や速度もカスタマイズできます。
機能・仕様
- 男性・女性の声の指定が可能です(標準設定は女性)。
- ガイダンスの一部分をゆっくり話す、など柔軟に調整できます。
SMS送信
音声案内の後、発信元番号にSMS(ショートメッセージ)を送信し、よくある質問ページのURLなど関連情報を提供します。
機能・仕様
- 1通送信するごとに費用が発生します。
- 詳細は、電話自動受付 マニュアル の「料金」をご確認ください。
- SMSを受信できない電話番号へのSMS送信はできません。
- SMSの送信元の名称は、任意のものへ変更はできません。
電話転送
応答の分岐先(選択肢)によって、スタッフ対応用の任意の電話番号への転送が可能です。
機能・仕様
- 自動応答の結果、ショップの番号へ転送されたタイミングで、着信料とあわせて転送料が発生します。
- 転送先の電話番号が、固定電話・IP電話、または携帯電話かによって、料金が異なります。
- 詳細は、電話自動受付 マニュアル の「料金」をご確認ください。
- 転送先の電話番号に、0120 もしくは 0800 から始まる番号は指定できません。
- ご希望の転送先によっては、電話会社で転送サービスをご利用いただく必要があります。
- 詳細は「転送設定」をご確認ください。
AI応答
あらかじめ設定した質問を自動音声でお客さまに伝え、AIが回答を認識・文字起こしして管理画面に記録します。伝言を預かった後に通話を終了するため、リアルタイム対応が不要になります。
機能・仕様
- スタンダードプランでご利用いただけます。
使用例
- 書類の発行依頼など、まとまった時間に対応したい用件をAI応答で承る。
- 商品の再入荷予定など、即時の回答が難しい内容をAI応答で承り、後ほど折り返しの対応をする。
ホワイトリスト・ブラックリスト
事前にホワイトリストへ登録した番号から着信があった場合、自動音声ガイダンスは流さずに、直接 電話を転送します。お得意様や取引先様からの電話には自動音声は流したくない、という方におすすめです。
機能・仕様
- スタンダードプランでご利用いただけます。
- 設定する番号の件数に上限はありません。
- 市外局番での指定が可能です。
- 地元のお客さまからの電話に、自動音声は流したくない方にも対応することができます。
メール・Slack通知連携
伝言を預かった際に、メールやSlackでショップオーナーさまへ通知します。AI応答と組み合わせることで、折り返し希望があった着信を見逃すことがありません。
機能・仕様
- スタンダードプランでご利用いただけます。
- 通知する内容は、ご希望にあわせてカスタマイズできます。
- ご希望の内容によっては、システムの都合により対応できない場合があります。
- Slack通知の場合は、Slack のワークフロー機能を利用します。
- ワークフロー機能を利用するためには、Slack 有料プランのご契約が必要です。
よくある質問
Q. 自動応答で利用する機能を個別に指定できますか?
はい、できます。
運用開始前の場合、ヒアリングシートや担当者とのメールでのやりとりの中で、ご希望をお知らせください。
運用開始後の場合、「電話自動受付」フォームから「問い合わせ種別:自動応答の設定変更」を選択し、変更内容をご連絡ください。
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