このページではオウンドメディアをはじめたいけれど、何から手をつけて良いかわからない、といった方に記事量の目安やテーマの見つけ方などをご紹介します。
まだWordPress導入などメディアをはじめる準備が整っていない方、オウンドメディアについて詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
どのくらい記事を作れば良いのか。目安は?
検索上位に持っていくために、どのくらいの記事が必要になるでしょうか。
だいたい目安としては、10万PVをとるのに必要なコンテンツ量は、最低でも50記事程度と言われています。 集中的に増やすことで、相乗的な効果が出やすくなります。運営メンバーや体制が整えられる方や、慣れている方は、集中的に記事を増やすのがオススメです。
慣れていない方、はじめたばかりで運営体制が整っていない場合は、急に無理をしてもあとが続かないので、一旦の 目標として1ヶ月で最低4記事、できたら10記事くらいを目指してみると良いでしょう。
どんな内容が良いのか?
記事内容は、オウンドメディアにとって最も重要な部分です。
まず、「ユーザーが欲しいと思う情報」をアップするのことがポイントです。
発信したい情報をベースにするのではなく、どんな情報が求められているのかをまず分析して、それに対して、独自の価値のある情報を出せるかどうかを基準に考えましょう。
まずは、需要のあるキーワードの検索する
まずは、自分のショップの商材あるいはサービスに関連性のあるキーワードを調べていきます。 どんなものが商材とともに検索されていることが多いでしょうか。
検索窓の補完機能(サジェストワード)でみてみる
まずは取り扱っている商品や、サービス名を入れて検索してみます。
例えば、「クロワッサン」の販売をしている場合、検索窓で「クロワッサン(スペースキー)」と打つと、このような検索補助が出てきます。
「関連する検索キーワード」をみてみる
検索結果ページの下の方に「関連する検索キーワード」というのがありますので、こちらもチェックをしてみて下さい。
色々なものが出てきますね。本来の商品やサービス以外のものも上がってきていますので、そこは注意しましょう。(異業種の商品・サービス名、組織名など)
もしオウンドメディアの方向性、例えば「購入後の使い方専用のメディアにする」などが決まっている場合には、それに合わないものは除外しておきます。
特に明確に除外したいコンテンツがない場合は、そのまま進みましょう。
【クロワッサンショップの事例】 クロワッサンとともに検索されているキーワードを調べると、クロワッサンの作り方・レシピや、カロリー、冷凍方法、食べ方などが興味を持たれていることがわかりました。 |
実際の検索ボリュームを確認する
上記に出てきたキーワードがどのくらい検索されているのか、検索ボリュームを確認します。 検索ボリュームを調べるには、SE Rankingさんの「キーワードサジェスト」がオススメです。
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それぞれ、キーワードを入れて見てみます。
検索ボリューム1万以上のキーワードを選ぶとかなりの競合と競うことになるので、まずはじめは、小さな検索ボリュームを狙っていくことをお勧めします。 検索ボリューム100以下近辺の「スモールキーワード」から狙っていくと良いでしょう。
キーワード人気度という指標もあり、こちらで人気が上がってきているかどうか直近のデータがわかります。こちらで上昇中なのか下降中なのか、動向を知ることができます。 検索ボリュームでちょうど良さそうなものを基準に、キーワードにあたりをつけます。
【クロワッサンショップの事例】 |
キーワードを選び、記事のテーマを決める
競合を調べたら、「独自の価値がある情報」を出せるかをポイントに判断します。
基本的には世の中の情報はほとんどが既出であり、大枠かぶるのは問題ないですが、独自の要素を追加できるかどうかがポイントになります。
キーワードに関する公開されていない情報、TIPSやノウハウなどがあれば、マッチしたテーマと言えます。
すでに上位ページで出されている情報しか掲載できない場合は、差別化できないので避ける方が無難です。
独自性を出していくには、上位サイトで記載されていない、かつ需要のあるテーマを取り入れると良いでしょう。そのためにはQ&Aサイトで、選んだキーワードに関してどのような質問が出ているか確認してみても良いでしょう。 |
【クロワッサンショップの事例】 「クロワッサン 冷凍」でQ&Aサイトをみてみると、例えば「チョコクロワッサンは冷凍できるのか」「魚焼きグリルは使えるのか」といった疑問が出てきます。それらに対応するコンテンツが上位サイトになければ、要素として追加することで独自の価値をだすことができます。 |
競合サイトでキーワードが含まれる記事数をチェックする
需要のありそうなキーワードが見えてきたら、次にどのくらい競合のメディアがあるか調べてみます。
競合サイトの数を調べる
site: (任意のキーワード) |
「site: ○○○○」で検索すると、「○○○○」を含むサイトがどのくらいあるか見ることができます。 この検索結果で、上位に出てくるサイトを分析します。
テーマをタイトルにもつページの数を調べる
検索結果で上位に来ているサイトが、該当のキーワードをタイトルに含むページをどの程度持っているか調べます。
allintitle: (任意のキーワード) site: (任意のURL) |
「allintitle: ○○○○ site: https://△△△△.□□」で検索すると、サイト「https://△△△△.□□」のなかに、「○○○○」をタイトルに含むページが何ページあるか確認することができます。
この時点であまりにも記事数がある場合は、記事を書く手間と時間を考えて、キーワードを選びなおしましょう。
【クロワッサンショップの事例】 検索結果上位にあったサイトは、「クロワッサン 冷凍」をタイトルにもつ記事ページは10未満であることがわかりました。 この「クロワッサン 冷凍」で上位を目指す場合は、このキーワードで10記事以上作成することが目標目安になります。 数的にも問題なく書けそうなのでこのキーワードを選びました。 |
記事の軸を決める
キーワードを決めたら、次はどのような記事内容にするか決めていきます。
検索上位ページの要素を書き出す
まずは対象キーワードの検索結果でどんなものが上位に来ているか内容を確認します。
掲載されている内容から要素を書き出していきます。
【クロワッサンショップの事例】
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軸にする要素を選ぶ
要素を書き出したら、精査します。
要素の中で自分のオウンドメディアとして合う項目を拾っていきます。 (例えば冷凍クロワッサンの生地を販売していなければ「冷凍クロワッサン生地の価格」は不要です)
自分のショップならではの「ノウハウ」や「TIPS」など独自に持っている「価値のある情報」を入れられるかどうかを基準に選びましょう。
記事を書く
軸をもとに記事をつくっていきます。
記事を作る際に重要なポイントは下記の通りです。
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この辺りを意識して軸に肉付けしていきます。
ユーザーが求めているか、シェアしやすいかの観点を意識しながら書いていきましょう。
あらかじめこの記事を作るにあたっての目標を書いておくと、それが達成されているかどうか公開前に記事をチェックする時に便利です。
【クロワッサンショップの事例】
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見栄えの良い写真・動画を入れる
記事には魅力的な写真や動画を入れましょう。
ご自身で撮影したものを掲載する場合
ご自身の商品がある場合は、明るさや角度を意識して撮影を行い、画像加工をしましょう。
▼画像のトリミングや画像への文字入れ方法はこちら(3:18以降)
写真・動画素材を利用する
魅力的なコンテンツを作成するには、写真・動画素材を利用するのも一つの方法です。
利用規約を確認してご利用ください。
無料素材
Pexels / ぱくたそ
有料素材
PIXTA / Adobe Stock / Getty Images
必ず効果測定をする
記事を公開したら、必ず分析をしましょう。
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Google Analyticsなどの分析ツールで分析します。
当サービスでは初心者の方でも使いやすい分析機能がございます。ぜひご活用ください!
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